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短めですが、3話UP!
2の続きで過去の話です。4話までは過去の話になりそうです。
暗ーいですが、お付き合い下さい。

拍手&メルフォ有難うございます!!
覚えて下さってる方もいらっしゃって、吃驚しましたO(≧▽≦)O
本当に感謝です。お返事はまた後日させて頂きますー

次からは、また展開が変わっていく予定。
今後もお付き合い頂ければすごーく嬉しいです


それでは毎度ですが、注意事項。

残像は、透葵のオリジナルBL小説です。
BLに抵抗のある方、BLと言う言葉自体が分からない方は、読まないで下さい。
注意書きを無視して読まれた後の責任は負いかねます;;

問題ナシ!読んでやろうじゃないかと言う方は続きからどうぞ!!
 
 



~3~


去年の夏。

8月にしては涼しい曇り空の日。
明日香の葬儀が行われ、僕から連絡の入った涼平は久しぶりに実家に帰ってきた。

「変わらないな、ゆず。」
「そう・・・かな。涼平は変わった気がする・・・」

着慣れない黒いスーツを着て、ネクタイを締め、明日香に最期の別れを告げる日に、僕等は再会した。もしかしたら明日香がもう1度逢わせてくれたのかもしれない・・・そう思えた。

久々に逢う涼平の顔は僕にとっては全く知らない人のものに見えた。
僕はあの頃のまま、何一つ成長出来ずにいるのに。

「大変だったな。大丈夫か?」
「うん・・・もう、だいぶ落ち着いた。」

心配させないようになるべく冷静に答えたつもりだったけれど、巧く騙せていただろうか・・・いや、きっと無理だ。涼平には全てお見通しだっただろう。

昔から僕のことをいつも気遣ってくれるやつだった。誰よりも僕のことを一番に心配してくれてた。そんな優しさを友情という言葉で片付けて、その本心に気付かずに甘え続けていたのは言い訳のしようのない明らかな罪で、僕は涼平にもう1度逢うのを少し恐れていた。

「ちょっと、話そう?久しぶりだし。」
「ああ。でも、いいのか?」
「・・・少しくらい平気だよ。」

そう、涼平に告げて、昔よく待ち合わせ場所にしていた児童公園に誘った。葬儀に訪れる人の群れに疲れてしまったのだろうか、二人で静かに話したいと思った。
身内に断りを入れて、涼平と2人そっと明日香の家から抜け出した。



公園に来るのは随分久しぶりだった。明日香の家から3分足らずで着く程の近場にあるのに、大学生になってからは寄り付きもしなくなってしまった場所だ。そういえば、この公園で待ち合わせしようと誘うのは、いつも涼平だったんだ。

「この間は悪かった。」
「何のこと?」

公園のベンチに腰を下ろすと、涼平はすぐさま、僕に謝った。
涼平の言おうとしていることはよく分かっていたけれど、分からないフリで聞き返した。

「変なこと言った・・・あん時。」
「ああ。」
「・・・ごめん。」

謝らなきゃいけないのはその気持ちに全く気付かずにいた自分の方だと分かっているのに、先に謝られてしまい、僕はただ頷くだけしか出来なかった。

「気持ち悪いだろ?あんな・・・」
「そんなことない。・・・驚いたけど、そうゆうのは全然・・・」
「そっか。・・・サンキュ。」

涼平の肩が少さく揺れていた。きっと僕以上に緊張していたのだろう。しばらくすると自然に力が抜けていくのが見て分かった。


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