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暗いよぉ~。書いてて凹むよぉ~(笑)
今日もなんとか、続きをUPしちゃいました。
かなり暗ーい!そして受け君性格悪ーい(笑)なお話です。
前にも書いた気がしますが、残像の柚希はかなり透葵が嫌いなタイプの受け君です。
なので、書いてると本当に気が滅入りそうになるんですが、その分、涼平が書きやすい子なので、なんとか書けてます(笑)

この後は、もう一人の登場人物が出てきます。
その人も透葵の理想で書いてますので、もう少し書くのが楽しくなるかなー(笑)
4日間で3話UPしましたが、次にUPするのはまたちょっとかかりそうです。
頑張って書きますので、少々お待ち下さい。

今日のは本当に暗いです;;ブルーになっちゃったらごめんなさーい;;(苦笑)




注意事項。

残像は、透葵のオリジナルBL小説です。
BLに抵抗のある方、BLと言う言葉自体が分からない方は、読まないで下さい。
注意書きを無視して読まれた後の責任は負いかねます;;

問題ナシ!読んでやろうじゃないかと言う方は続きからどうぞ!!

 
 ~4~


「・・・どうして?」

僕の口は勝手にそう尋ねていた。

「何で、明日香じゃなくて俺なの?」
「え?」
「だって・・・わざわざ男の俺を好きにならなくても・・・・」
「・・・そりゃ明日香を好きになってたら、ちゃんと面と向かって告白して、ダメだったら綺麗さっぱり諦めて・・・きっとこんな嫌な自分にならずに済んでたと思うけどな。でもしょうがねぇだろ?こればっかりはさ。・・・お前なんだよ、好きなのは。」
「・・・涼平。」
「あ、別に返事とかいらないし。これは俺の自己満足だからな。あのままにしといたら明日香にも中途半端過ぎて怒られそうでさ。ホントはお前に告白した後、アイツの目の前で謝りたかったけど、せめて・・・」

強張っていた表情が僕のよく知っている穏やかで優しい表情へと戻っていく。

「明日香のことは大事な友達だったんだ。だからお前らのこと応援してた気持ちも嘘じゃないんだ。ずっと2人で仲良くいて欲しいって思ってもいたし。」
「うん。」
「でも、俺、好きになったら他のモン見えなくなるみたいでさ、お前といつも一緒にいる明日香に嫉妬した・・・。本当はずっとゆずは俺のモノだって心の中で叫びたかった。」
「・・・涼」
「好きだったよ、柚希。・・・ちゃんと言えて良かった。お前、キツイ時にこんなこと・・・ごめん。でも、どうしても今日じゃないとダメだと思ってさ。」

あの時の電話の苦しそうな声は何処にいってしまったんだろう。たった数ヶ月で、全てを完結させてしまうつもりなのか?
僕はあの残像に一生縛られるかもしれないのに。なんで、そんな簡単に・・・。

「涼・・・俺・・・」
「ん?」
「・・・もう・・・・ダメなんだ。」

涼の晴れ晴れとした笑顔は僕の理性を溶かして、出てきてはいけない何かを呼び覚ましてしまった。

僕のダメだと言う言葉を涼平はきっと履き違えて受け取っただろう。明日香がいなくなって、ダメになった・・・と。
けれど、本当は―――――それは絶対に言わない。

「卒業したら・・・一緒にいてくれないかな。」

僕の逃げ場はいつも涼平だった。
またこんな重い荷物を背負わせるのかと自分を責める気持ちなどその時の僕には欠片ほどもなく、さも当然のことのように甘え、擦り寄ろうとする。

“一人で自由になんてさせない・・・涼平はいつも一緒だ”

思わず力を入れて涼平の手をぎゅっと強く握った。
―――この手を離したら、きっと遠くへ行ってしまう。自分だけが取り残されてしまう。
そう思ったら手段など選んでいる暇は無かった。
あの一瞬のあの人の横顔に囚われて、僕の視界には黒い霧がたち込め、抜け出せないまま光を探し彷徨っている。そこから逃れられるなら、例え親友でさえ、こんなにも容易く利用してしまえるのか。

「俺、一人じゃおかしくなりそうなんだ・・・」
「ゆず・・・」

困ったように僕を見つめる親友の顔を目を瞑り、遮った。
僕は好きだと言われたから、ちゃんと応えるだけだ・・・そう自分に言い聞かせて。


僕はこの時、川原柚希という人格を葬った。
明日香を確かに愛していた今までの川原柚希の魂は明日香にそっと寄り添って、ずっと傍にいられるように願っている。
そして、僅かな残り滓になったこの身体と欲は、これからの最悪な人生の幕開けに備えて涼平の背中に手を回し、器ごと放り投げてしまえばいい。

躊躇しながらもそっと、僕の背中に触れる手に安心して、あの時、僕は消えゆく僕自身にその日2度目の別れの言葉を心の中で呟いていた。



“こんな僕でも好きでいてくれる?”

さすがにそれだけは、今の僕には聞けやしない。

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