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【原作】中村春菊

【キャスト】
小太郎:福山潤、葉月:鳥海浩輔、黒田:井上和彦
ゆず:宮田幸季、瀬谷:諏訪部順一、月島:緑川光  他

【あらすじ】
ハイブリッド・チャイルド―――機械でも人形でもなく、それは持ち主の愛情を反映して成長する、鏡。

<第一話>葉月は名門・和泉家の御曹司である小太郎が、8歳のときゴミ捨て場から拾ってきた「Hybrid Child」。小さい頃から常に一緒で、共に成長してきた。何度も捨てられそうになる葉月を拾ってきては、常に一緒にいた小太郎。兄に守られる弟分的な存在から、成長した今ではできの悪い当主・小太郎のお目付け役のようになっていた葉月だが、最近体の調子が悪く、あるとき意識を失い倒れてしまう。

<第二話>「Hybrid Child」である少年・ゆず。ゆずは主人である瀬谷に育てられている。その主人である瀬谷壱は、常にゆずに優しく接し、見守っているが、愛情をうければ成長するはずのゆずはなぜか成長しない。気に病むゆずを励ます瀬谷だが、ゆずには彼に対して気になることがあった。

<第三話>時は幕末。月島、黒田、瀬谷。身分は違えど、幼なじみの三人は、同じ藩で育ち、常に一緒だった。月島に対し常に憎まれ口をきく黒田。家老という身分を忘れ、むきになる月島。素直に仲良くなれない二人を諫めつつ、ほほえましく見守る瀬谷。成人して、それぞれの身分に応じ、藩に奉公する立場となりながらも、三人の絆は変わることなく続いていた。黒田は人の愛情を反映して成長する人形「Hybrid Child」を実験的に制作していたが、平穏な日々は長くは続かず、時代の波は逆風に抗う三人の運命をも否応なく飲み込んで行った…。

【レビュー】
先に原作を読んでから聴きましたが、かなり忠実に作られてました。私はCDの方が大泣き出来たかも!とにかくキャストの皆様の演技が素晴らしい。個人的な事をいうと若干キャストに鬼門があったんですが(モニョ)BL要素が少ないのもあって全く気にならず、すごく素敵でした

持ち主の愛情度合に反映して成長するH・C(ハイブリッドチャイルド)をめぐるお話がオムニバスで3話収録されていますので、一話ずつがっつりレビューします(笑)

一話目は元気でちょっとおばかな名家当主の子息小太郎と自分を拾い、葉月じゃないとダメだという小太郎が立派な当主になるように小煩く説教しながらも深い愛情を持つH・Cの1番最初の型の葉月のお話。
お2人ともとってもハマってました。初めの言い合いとかとっても可愛い敬語な鳥さんって聴いたの初めてかも?で新鮮でした。福山くんも元気なお声で好みのお声だったし。冷たーいv甘ーいvの言い方がすっごく可愛かった
葉月が型が古すぎるあまりに寿命を迎え、小太郎は製作者・黒田に言われた通りに月の雫を探すんですが、結局見つからず、小太郎が葉月に泣きながら謝り続けるシーンが泣けます。鳥さんの「ね?バカな人でしょう?」という台詞の言い方が本当に絶妙でした。葉月が戻ってきた時の福山くんの泣きの演技もとても良かったです。
時間的にはこれが1番短いんですが、最後の再会のシーンで良かったねと言ってあげたくなる切ないけど素敵なお話で私、この時点で大号泣でした(笑)

二話目は過去に経験した戦の傷を抱えた壱となかなか成長しないH・Cゆずの話。
1番、好きなお話の2話。私、BLではあんまり諏訪部さんの作品聴いてなかったんですが、壱に凄くハマってました。淡々としているけど、とても優しく語り掛けるようなお声。心に大きな傷のある壱にぴったりだったと思います。
それからゆずですよ!もー宮田さんがめちゃくちゃお上手。作中で3段階に成長するんですが、見事な演じ分けでホントに芸達者な方だなぁと思いました。はじめのちっちゃくて無邪気なゆずの可愛いこと!これは宮田さんしか出来ないだろうな(笑)「カステイラ」の言い方とか「まぐわいましょう!」とかめちゃくちゃかわゆいですv
後半、昔の戦の恨みで目に傷を負わされた壱がゆずを手放そうとした時のゆずの必死の訴えが泣けます。捨てるならもっと壱の悲しさや苦しみを知った上で成長してから捨ててと言いつつも「だけど・・・だけど、やっぱり離れるのはイヤなんです。」っていう台詞がすごく愛しくて切なかった。その後の、諏訪部さんの囁くような「ありがとう」もグッと来ました
最後、ゆずはしっかり大人に成長します。そこの低音ボイスも本当に素敵でした。壱が一人で抱え続けた心の闇をこれからは2人で・・・これも本当に良かったなと思える心が温かくなるお話でした

三話目はH・Cの産みの親、黒田@和彦さんと家老であるが故に切腹せざるえなかった月島@緑川さんとの過去の戦の中での悲恋の物語。
黒田と月島と瀬名(壱)@諏訪部さんの3人は大親友で黒田は月島をからかって遊んでいるようでそこにはちゃんと不器用な愛情があるのが分かるのがとても素敵。
そんな3人も江戸城が無血開城され、幕府下にあった月島たちの藩は主をなくし賊藩となり、戦を強いられ、家老の月島を筆頭に黒田・瀬名もそれぞれ軍を率いることになり戦へと向かいます。その時、お守り代わりに月島と黒田がハチマキを交換するんですが、そこのやりとりがすごく可愛いvそうゆう可愛いシーンがあるからこそ、その後の悲しみが引き立つんですよね
家老である月島は殿の命を守るために責任をとるために切腹しなければならず、それを知っても黒田と月島は最後まで素直になりきれないのが悲しい。月島は初めの方で黒田に切腹しろ!とか言ってるんですよね。それが結局、逆になってしまったのがなんとも辛く。
泣きながら大嫌いだとお互いを責めるのが泣けました。お2人ともお上手ですから、本当に悲痛な叫びで。喋ると喧嘩になるから最後「俺もお前も喋るな」と言う台詞が苦しそうでとっても悲しかったです。

数年後、H・Cは完成し、その姿は月島を思い出させて、黒田の中の月島への消えない恋慕の情を映し出したっていう終わりも切なかったです。人に愛情を与えられ育つH・Cの製作者の孤独。最後の和彦さんのモノローグも悲しくて痛々しかった。でも、黒田だからH・Cが完成できたんだろうなと思えて泣けてきちゃいました。


フリートーク。
うーん今回は正直なくてもよかったかなーなんて;ストーリーが終わってか結構すぐにフリートークに入ってしまって、十分に余韻に浸れなかった気が少ししました;でも、こういういい作品は感想が聴きたいのも事実で(笑)いつもジレンマを感じちゃいます(苦笑)まあ、なんだかんだ言っても司会は福山くんで短めでしたが、皆さんイイお話だと仰っててとても好印象なトークでした。



BL要素は確かに少ないですが、泣けるストーリーで聴かせてくれる素敵なCDです。聴いて損はないと思いますよ原作を読みながら聴くのも良いかと思いますvvほとんど忠実なのでより泣けるかと!


【好き度】★★★★★ ストーリーも声優さんの演技も素晴らしくて泣かせて頂きました。
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悲しかったです最初など探すんですが
ユーリたちが、瀬名で良かった無邪気や、凄くお声とかをBLしなかった。


【2006/03/27 17:43】 URL | BlogPetのユーリ #-[ 編集]














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